脳梗塞・脊髄損傷クリニック

投稿者名:strokesci-editor

中野七海

神経再生を促す幹細胞培養上清液
リハビリ・その他

神経再生を促す幹細胞培養上清液

この記事では神経再生を促す幹細胞培養上清液について解説します。幹細胞培養上清液は、幹細胞を培養する際に分泌される成長因子などの生理活性物質を豊富に含む液体です。これを損傷した神経組織に投与すると、神経細胞の増殖や分化を促進し、神経機能の回復が可能です。最新治療法である再生医療において、利用することが期待されています。

幹細胞の種類とそれぞれの特徴と役割
リハビリ・その他

幹細胞の種類とそれぞれの特徴と役割

再生治療に使われる幹細胞にはいくつかの種類があり、それぞれ特徴が異なるため、治療で求められる役割も異なります。特に、臨床で応用されている幹細胞は、造血幹細胞・間葉系幹細胞・神経幹細胞などです。そこで、この記事では幹細胞の種類とそれぞれの特徴・役割、さらには現状の課題などについて詳しく解説します。

症例紹介

【30代男性|外傷性くも膜下出血】事故から7年が経過…杖なしでも安定した歩行が目指せるようになりました!

今回は、再生医療+リハビリによる【歩行改善の様子】をお届けいたします。治療開始前と点滴3回投与後の歩行の様子を比較すると、・杖なしでも安定して歩行ができるようになった・歩行スピードがかなり早くなった・足の振り出し方が改善した・バランスの取り方が安定したなどの改善が見られました!

脊髄損傷

動脈瘤手術後の脊髄梗塞とは?知っておきたい基礎知識

今回は動脈瘤手術後の脊髄梗塞とは?知っておきたい基礎知識について解説します。脊髄梗塞は、動脈瘤手術後に脊髄への血流が途絶えることで起こります。主な原因は、血管攣縮、塞栓、血栓形成です。発症は稀ですが、神経障害が起こり、後遺症を残すこともある、重篤な疾患です。迅速な診断と治療が求められます。

頸椎損傷における神経学的評価と治療法の選択
脊髄損傷

頸椎損傷の神経学的評価と治療法の選択

今回は、頸椎損傷における神経学的評価と治療法の選択について解説します。頸椎損傷における神経学的評価は、ASIAインペアメントスケールが使われます。感覚および運動機能により、損傷のレベルと重症度が分類されます。治療法は、損傷の種類と程度に応じて、保存療法、薬物療法、手術療法、リハビリテーションが選択されます。

フレイル・ドミノにならないために必要なこと
リハビリ・その他

フレイル・ドミノにならないために必要なこと

フレイルは、高齢者によく見られる症状ですが、その原因は十分には判明していません。
予備力が低下していることもあり、フレイルではひとつの小さな障害であっても、ドミノ倒しのように連鎖反応を起こし、フレイルの完成に発展することがあります。これが一般的に「フレイル・ドミノ」と呼ばれる現象です。

症例紹介

【50代女性|心原性脳梗塞】発症後10年経過も指の動きと歩行に改善がありました!

2014年3月に心原性脳梗塞を発症された患者様です。リハビリを担当した作業療法士が参加していた家族向けリハビリ講習会で知り合い、再生医療についてお知りになったそうです。年数は経過していたものの、再生医療をすることで少しでも好転する可能性があれば…と治療に踏み切られました。

脳卒中予防のために健康な脳を保つ食材とその効果
脳卒中

脳卒中予防のために健康な脳を保つ食材とその効果

脳卒中予防には、バランスの取れた食生活が重要です。ブロッコリーやケール、トマトのリコピン、全粒穀物、アボカドなどのスーパーフードは、抗酸化作用や血流改善、神経保護に寄与し、脳の健康を維持します。これらの食材を日々の食事に取り入れることで、脳卒中リスクを低減し、健康的な生活を送るための強力なサポートをしてくれるでしょう。

家族と考える脳卒中患者の今後の治療方法
脳卒中

家族と考える脳卒中患者の今後の治療方法

脳卒中が起こってしまった際には、迅速な初期対応が求められます。同時に、急性期治療から回復期にかけてのリハビリテーションも重要になります。今回の記事では、脳卒中の初期対応から治療、リハビリテーションまで、また、FASTの警告サインの認識や急性期から回復期へのリハビリテーションの重要性について解説していきます。

脳梗塞で右半身麻痺になりました
脳卒中

脳梗塞で右半身麻痺になりました

脳は全身の随意筋(意思の通りに動かせる筋肉)の司令塔であるため、脳梗塞などの神経疾患によって、病側とは左右反対側の半身麻痺に陥ります。半身麻痺によって歩行や体位変換など、さまざまな基本的生活動作にも支障が出ます。そこで、この記事では脳梗塞で右半身麻痺になった場合の影響や、右半身麻痺になる理由について詳しく解説します。

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